Ziru Sirka's blog

相場技能の習得を目指した記録用です。

8604 野村 月足50年(1)

8604 野村ホールディングスの月足罫線に着手しました。再び1969年1月からのスタートです。ここのところ再び体調を崩し、抗生物質と咳止め、解熱剤と葛根湯の処方薬を体内にチャージしてチャレンジ開始しましたがスタミナが続かず、1970年1月で引き上げです。
ちなみに自分は陽線を引くときには、始値終値の線を可能な限り方眼紙の青線に乗せています。陰線の始値終値は、方眼紙の青線がギリギリ外枠になるよう意識して引いています。また、陰線の実体はボールペンで細身の額縁を作るように縁取りし、高値から安値の線を実体内に貫通させてしまいます。縁取る理由は、後ほどピグマで塗りつぶすときに輪郭が揺らぐのを防ぐためです。高安線を貫通させる理由は、それが陰線であることを明示して塗り忘れを防ぐためですが、既に縁取りがあるので二度手間かもしれません。途中経過はこんな感じです。

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なお、陰線実体の長さが実寸 2cm 未満なら、画像のようにボールペンでそのまま塗りつぶしてしまいます。(3月4月の陰線)

一年分を済ませると、年間の値動きを振り返りながら陰線実体を塗りつぶし、年間の陰陽数を比較したり、年足だとローソク足一本でどう描けるのかをなんとなくイメージします。塗り終えるとこんな感じです。

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ピグマ 2mm は先端を少し削っています。ペン先はそれほど丈夫ではないので、方眼紙に押し付けたりせず軽く線引きします。ピグマの黒は赤みも青みもなく、墨汁のようにクセのない黒ですが、濃度が薄めで一度塗りだと下の方眼が透けるときがあるので、状況次第で重ね塗りします。ピグマのペン先が接地する角度を|→ ではなく、\→ のように少し斜行させて線を引くと、引かれた線が少しだけ細くなって、実体枠からはみだすリスクを下げられます。

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ピグマで使う線引きは、(たぶん) 無印良品のアルミ直定規を少しカスタマイズしています。目盛が消えつつあるので線引き専用と割り切っています。インクエッジがないので、そのままだとインクが浸透圧で定規裏に染みる恐れがあります。マスキングテープを裏に貼り、インクエッジの代用にしています。あまり美しくないですが、滅多に人様にお見せするものでもなく、今のところテープが摩滅することもなく快適に使えています。エッジから 2mm ほど後退させてテープを貼ることで、インクのにじみを防止します。

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この定規の隠れたメリットは、手前側 (即ち目盛の反対側) が切り立っていて、ココを上から指で軽く押すと目盛側がパクッと浮き上がることです。安全安心に定規を退避できます。また、アルミ素材のため油性インクでも素材に浸透吸着することなく、ティシューで拭き取れば確実にインクを落とせます。

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