Ziru Sirka's blog

相場技能の習得を目指した記録用です。

集中力とペンのお話し

8614 東洋証券の月足罫線に着手しました。

2000年1月から描き始めましたが、時間切れを待たずに今日はおしまいにします。先週末以来、体調がいまひとつで集中力が続きません。

月足罫線を描く人には大いに賛同いただけると思うのですが、ローソク足を書くうえで最悪のミスは陽線を塗りつぶすこと、次いで始値終値の線を高値・安値にまで伸ばしてしまうことです。

今日は2002年3月と5月のそれぞれで、なんと両方ともやってしまいました。ほぼ立て続けの痛恨のミス。最悪です……。こうした大きなミスをすると、修正液を使うと仕上がった罫線を眺めたとき、修正箇所の白色が浮き上がって意識がそこに向いてしまいます。これを避けたいので方眼紙の端切れをパッチするのですが、そのリカバー処理にとても時間がかかります。気分も落ち込みます。急がば回れ、描画速度よりも丁寧さを心掛ける理由です。

失敗例がこちら。自分への戒めとして貼っておきます。

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時間が少しあるので、月足罫線を描くときのペンについて触れます。ローソク足の描画には、三菱 uni-ball の signo を使っています。

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以前にどこかで uni STYLE FIT の 0.28 (いちばん上) が良いと目にして使い始めましたが、自分のはハズレ品なのか、定規で長い直線を引くとインクが掠れてしまいます。これが嫌で、今は使っていません。次に選んだのはいちばん下の signo DX 0.28 です。これは素晴らしい。ペン先があまりブレず、黒々とした線が掠れず、インクがダマにならずに引けます。写真の子はまもなくインクが尽きそうです。追加で新規購入しようとしたところ、写真中央の signo RT1 0.28 を見つけました。ノック式です。DXのようなキャップの開け閉めが不要なことに惹かれて試してみました。STYLE FIT よりは全然良いのですが、ペン先が若干ブレる感触があります。また、もしかするとインクの組成が DX と異なるのか、心持ち滲みやすい印象を受けました。高値安値の点や実体の角を書くときに、なんとなくジワっとした印象があります。個人的なベストバイは今のところ signo DX 0.28 かなと思いました。RT1 は小さめの陰線実体を塗りつぶすときにでも使おうと思います。

ちなみにペンを置いているオブジェは実をいうと文鎮なのですが、作りは雑ながら山谷の塩梅が筆休めにちょうど良いので気に入っています。