Ziru Sirka's blog

相場技能の習得を目指した記録用です。

【読了】先物罫線 相場奥の細道

表題の本を読了しました。一度通読しただけで、書かれていることをしっかり理解したかと自問すると心許ないばかりです。とりわけ「買い線」と「売り線」の各20種は、それらの型を見ただけでは意味がなく、実際の罫線に現れる月足の組み合わせを見たときに気付かなければ体得したことにはなりません。月足罫線を描き進めながら「これは…!」という気付きが得られるよう努力したいと思います。

エリオット波動の項目は、教材コピーには含まれていない続きのページがあります。続く2ページの pp.153-154 も第何波かを読み解くには、かなり重要なのではないかと感じました。

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コピーの項目冒頭に「カウントのとりかたがひと筋縄でいかないところにエリオットの難しさもある」という記述が見られますが、まさしくそのとおりだと思いました。日々の値動きを見て、それが現在、エリオット波動の第何波にいるのかを今の自分には判断できません。入門者の浅知恵では、場帖をつけて酒田新値を追い続け、自ら描いた月足罫線を眺めていくうちに、底と天井、押しと戻しの変動感覚が少しずつ身について、こうした波動を感じ取れるようになるのかもしれないと思いました。