Ziru Sirka's blog

相場技能の習得を目指した記録用です。

5401 日本製鉄 月足50年(3)

5401 日本製鉄の月足罫線を 1990年12月まで進めました。猫次郎先生からの基本教材 (『究極のバリュー株投資法』) に添付される 5401 の四本値はここまでなので、Yahoo!ファイナンスから月足四本値のデータを参照し、整形してみました。これを必要とする奇特な方がいらっしゃいましたらお役立てください。画像右上に写っているシートの PDFです。1991年1月から2023年12月までのレコードです。
https://drive.google.com/file/d/18lF5YTlifV09MyN5zSETfuJ8xo9xKuUS/view?pli=1

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ここまで月足を描きながら感じたこと、思ったことがあります。1988年6月 (左端) の始値485円ほどから年末、翌年初の950円付近までの上り相場で、今の自分だったら例えば600円付近で利確してしまい、その後は買いを入れる好機も掴めないまま指を咥えてただ値動きを眺めたりはしないだろうか。はたまた、ここまで上がったのだからと利確売りした付近で根拠も無く空売りを仕掛け悲惨な目に遭ったりはしないだろうか。1990年3月の260円にも及ぶ長い陰線は、これを月初に買いで入っていたら、はたしてどんな悲惨な目に遭っただろうかとドキドキしました。当時の一単位が1000株ならば、たった一枚で月末には26万円の含み損です。

変動感覚と玉操作を身につけていくことで、こうした荒波を無事に乗り越えられるのだろうかと興味がさらに湧きました。この新鮮な驚きを心に留めておいて、どこかのタイミングでこの期間の場帖を書き、日々の値動きがどのように月足に反映されたのか、酒田新値の動きと照らし合わせ、いろいろシミュレーションしてみたいと感じた瞬間でした。1969年から1990年まで、まだ21年間ですから、50年グラフの折り返し地点にも着いていません。

給与所得者の哀しい現実で、職場からも課題が出てしまい、並行で進めなければなりません。月末あたりまで少しペースダウンしそうですが、少しずつでも今できることを進めようと思います。